グラッシュビスタ

AGA治療 プロペシア 処方 立川

 この薬は、上まつ毛の長さ、豊かさ(太さ)、濃さを改善する外用薬です。

  • ただし、発毛可能な毛包(もうほう)が存在しない場合には本来の効果が得られないことがあります。

■ この薬は、睫毛貧毛症(しょうもうひんもうしょう)の患者に処方されます。

  • 睫毛貧毛症とは、まつ毛が不足していたり、不十分であったりすることです。
販売名 グラッシュビスタ®外用液剤 0.03%5mL
Glash Vista® cutaneous solution 0.03%5mL
含有量 1mL中:0.3mg
5.0mL
有効成分 ビマトプロスト
添加物 ベンザルコニウム塩化物、塩化ナトリウム、リン酸一水素ナトリウム・七水和物、
クエン酸水和物、塩酸、水酸化ナトリウム

 

グラッシュビスタ®の効果は?

日本人での臨床試験において、特発性睫毛貧毛症及びがん化学療法による睫毛貧毛症の成人患者にこの薬を4ヵ月間使用した結果、それぞれの患者において、評価スケール(GEA-J)*で1段階以上の改善が77.3%(68/88例)、及び88.9%(16/18例)の割合で認められました(表1)。

*日本人用画像数値化ガイド付き総合的まつ毛評価スケール:標準写真を参考に、医師が患者の上まつ毛の全般的な印象を4段階(1「低い」、 2「普通」、 3「高い」、4「著しく高い」)で評価する基準

<効果が認められた代表例>
表1 4ヵ月目における評価スケール(GEA‐J)スコアのベースラインから 1段階以上の改善が認められた患者の割合(%)
特発性睫毛貧毛症 がん化学療法による睫毛貧毛症
グラッシュビスタ®
N=88
%(N)
プラセボ群
N=85
%(N)
グラッシュビスタ®
N=18
%(N)
プラセボ群
N=18
%(N)
4ヵ月 77.3%(68) 17.6%(15) 88.9%(16) 27.8%(5)

*:有効性主要評価は4ヵ月目に実施

上まつ毛の長さ、豊かさ(太さ)、濃さについて、デジタル画像により解析をした結果、この薬を使用してから4ヵ月間の変化量は、この薬を使用しなかった人に比べていずれの項目についても 効果が認められました(表2、表3)。

表2 4ヵ月目におけるベースラインからの変化の平均値(%)

評価項目 特発性睫毛貧毛症
グラッシュビスタ® プラセボ群
上まつ毛の長さ(mm) N=88
24%
N=85
-1%
上まつ毛の豊かさ(太さ)(mm2 N=88
45%
N=84
-1%
上まつ毛の濃さ(明度単位) N=88
-8%
N=84
1%

*:マイナスの変化はより濃いまつ毛を示す。

表3 4ヵ月目におけるベースラインからの変化の中央値(%)

評価項目 がん化学療法による睫毛貧毛症
グラッシュビスタ® プラセボ群
上まつ毛の長さ(mm) N=17
42%
N=17
11%
上まつ毛の豊かさ(太さ)(mm2 N=15
142%
N=14
51%
上まつ毛の濃さ(明度単位) N=15
-14%
N=14
-6%
  • *:マイナスの変化はより濃いまつ毛を示す。
    プラセボ群における変化率はがん化学療法終了後のまつ毛の自然回復の程度を示す。

この薬の使用満足度についてまつ毛満足度質問表を用いて評価した結果、この薬を使用してから 4ヵ月後の評価の「上まつ毛の長さ、ボリュームに対する満足度」並びに「まつ毛の総合的な満足度」の各合計スコアにおいて、この薬を使用しなかった人に比べて差が認められました(表4)。

表4 4ヵ月目における使用満足度

質問項目 特発性睫毛貧毛症 がん化学療法による睫毛貧毛症
グラッシュビスタ®
N=88
%(N)
プラセボ群
N=85
%(N)
グラッシュビスタ®
N=18
%(N)
プラセボ群
N=18
%(N)
上まつ毛の長さに
対する満足度
58.0%(51) 18.8%(16) 66.7%(12) 11.1%(2)
上まつ毛の
ボリュームに対する
満足度
46.6%(41) 18.8%(16) 66.7%(12) 22.2%(4)
上まつ毛の総合的な
満足度
55.7%(49) 22.4%(19) 72.2%(13) 11.1%(2)

この薬は、使用を中止すると、この薬の使用前の状態に戻ります。

よくあるご質問

Q: グラッシュビスタ®とまつげ美容液との違いは何ですか?

A: 「薬事法」により、まつげケア用品は「医薬品」「医薬部外品」「化粧品」のどれかに分類され、一般的に、まつげ美容液は「化粧品」に分類されます。

「化粧品」は、「医薬品」や「医薬部外品」と比べて効能・効果が緩和で、清潔にする、美化する、健やかに保つなどの目的で使用される製品です。

厚生労働省の承認・許可も必要なく、配合された成分の効果・効能などの有効性は医学的には認められていません。

Q: グラッシュビスタ®とまつげ育毛剤との違いは何ですか?

A: 「薬事法」により、まつげケア用品は「医薬品」「医薬部外品」「化粧品」のどれかに分類され、一般的に、まつげ育毛剤は「医薬部外品」に分類されます。

「医薬部外品」は厚生労働省が許可した有効成分が一定の濃度で配合されているものの、「医薬品」に比べ、効果・効能が緩和であり、「治療」ではなく「予防」を目的に作られたものです。

Q: 「医療用医薬品」とは何ですか?

A: 医師の処方を必要とする医薬品を指します。

「医薬品」とは、「治療」を目的とした薬のことで、製造販売には厚生労働省の承認・許可が必要です。配合している有効成分の効果が厚生労働省から認められています。医師が処方する医療用医薬品もあれば、ドラックストアなどで購入することもできる大衆薬もあり、グラッシュビスタは医療用医薬品となります。

Q: グラッシュビスタは、なぜ「長く、太く、濃く」することができるのですか?
A: グラッシュビスタの有効成分であるビマトプロストが、成長期の毛包の比率を上昇させ、それに伴い、休止期の毛包の比率が減少することが示唆されています。そのため、まつげの休止期から成長期への移行を促進し、成長期の期間を延長させることにより、まつげの「長さ、太さ、濃さ」の増大に寄与すると考えられています。
Q: 1~2日塗り忘れた場合はどうしたらよいですか?
A: 塗り忘れても、1回に2滴塗ったり1日に2回塗ったりしないようにしてください。頻繁に塗布しても効果が促進されませんので、1日1回を超えて塗布しないでください。その日のうちに気づいた場合は、すぐ1回1滴を塗ってください。翌日に気づいた場合には、前日の分は塗らず、片目ごとに、1回1滴を1日1回塗ってください。
Q: 付属のアプリケーターではなく、綿棒を使って塗布しても問題ないですか?
A: アプリケーターは滅菌されており、汚損を避けるために1回使い切りとなっています。同梱されているアプリケーター以外のブラシは滅菌性が不明ですので、使用を控えてください。
Q: 投与期間中にマスカラを使用してもよいですか?
A: マスカラを使用しても構いません。ただし、グラッシュビスタ®を塗布する際はマスカラや化粧を落とし、清潔にした状態で使用して下さい。
Q: まつ毛のエクステンションを装着したままで、グラッシュビスタ®を使用できますか?
A: まつ毛エクステンションを装着したままでグラッシュビスタ®を投与した試験は実施しておりませんので、不明です。医療機関にて医師と相談の上ご使用を検討してください。
Q: グラッシュビスタ®の保管方法は?
A: 直射日光を避け、室温(1~30℃)で、また、子供の手の届かないところに保管してください。
Q: グラッシュビスタ®が残ってしまったら?
A: 絶対に他の人に渡してはいけません。余った場合は、処分の方法について薬局や医療機関に相談してください。
Q: 臨床試験の主要評価項目である「際立ち度」の判定に用いるGEA-Jスケールとは、どのような評価指標か?
A: GEA-Jスケールは、日本人被験者のまつ毛の標準写真を参考に、医師が患者の上まつ毛の全般的な際立ち度を4段階(4:著しく高い 3:高い 2:普通 1:低い)で評価するスケールです。GEA-Jスコアはまつ毛の全般的な際立ち度を評価する指標として米国Allergan社が開発したもので、本評価指標の評価者内及び評価者間での判定の一致性が確認されています。
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